お歳暮のお礼状の宛名ってどうするの?
今年もいよいよ残すところ3か月をきり、年の終わりに向けてそろそろ準備が必要になってきました。
年末といえば忘れてはいけないのがお歳暮。今回は、お歳暮についての基本的マナーをご紹介します。
お歳暮とは!?
お歳暮という言葉のもともとの意味は、年の暮、年末という意味で、今では年末になるとその一年の感謝と来る年もよろしくお願いしますという願いを込めての贈り物をする習慣のことをお歳暮と呼んでいます。
お歳暮の時期
お歳暮は大体12月上旬から12月20日くらいまでに送ります。昆布巻きや鮭などのお正月用のものは、少し遅めの年末ぎりぎりでも大丈夫です。
お歳暮に対してのお礼
お歳暮を受け取った後は、必ず相手にお礼の気持ちを伝えましょう。
親しい間柄だと電話でのお礼も大丈夫ですが、お歳暮は、個人以外にも企業や団体などのビジネス関係でのやり取りも多くあります。そんなときは、きちんとお礼状を送りましょう。
お礼状の書き方
お礼状は、手紙だとより丁寧ですが、はがきで出すのに問題はありません。
お礼状の書き方として…
- お歳暮に対してのお礼の気持ちを伝える
- 自分だけでなく家族も喜んでいる等の主旨を伝える
- 今後の付き合いもよろしくお願いする言葉を入れる
- 一年で一番寒い時期なので、体に気を付ける等相手の健康に気を使った言葉を添える
お礼状は、お歳暮を受け取った後できるだけ早く出すようにしましょう。
お礼状の宛名の書き方(ビジネス)
お歳暮のお礼状の宛名は、相手によって様々です。
企業・団体に出す場合は企業名または団体名の後に御中と書きます。
例:株式会社OO御中
企業・団体の後に個人名がある場合様を書き御中はいりません。
例:株式会社 代表取締役 OOOO様
企業・団体名の後に部署名が来た場合も御中を使いましょう。
例:株式会社 人事部 御中
個人名がある場合のみ様を使います。御中と様両方が使われることはありません。
また、お礼状の差出人には、たとえ企業から個人に来た場合でもビジネスでの関係ならば会社名を入れ忘れないように気を付けましょう!
また、宛名に個人名を入れるかどうか迷った場合は、受け取ったお歳暮の差出人に従うのが無難でしょう。