鏡餅の飾りの処分の方法! いつまでつける?
お正月は色々な飾り物があって華やかになりますが、飾り物のルールがややこしくて大変ですね。
今回はお正月飾りの中でも、鏡餅のルールについてご紹介したいと思います。
鏡餅はいつからいつまで飾るもの?
鏡餅を飾り始める日は特に決まっていませんが、「八」が縁起の良い数字であることから12月28日が良いとされているようです。他にも、12月31日を除く大安の日から飾り始めるというパターンもあります。
鏡餅は「鏡開き」の日に食べてしまうまで飾っておきます。他の飾り物とは違い神様へのお供えものなので、松の内に下げたりはしません。鏡開きの日は普通1月11日ですが、地方によって異なるようです。
鏡餅の飾りの意味
鏡餅といっても、お餅だけを飾るわけではありません。他のものには一体どんな意味があるのでしょうか。
- 三方
- 橙
- 御幣、四手
- 裏白
- 扇、末広
- 四方紅
- 昆布
- 柿
鏡餅を乗せる台。お供えものは台に乗せることが礼儀です。
代々(だいだい)家が大きく栄えるようにという意味があります。
四方に大きく手を広げ、商売繁盛を願います。
久しく栄えるという縁起を担ぐものです。
末永く一族が繁栄することを願います。
お供えを乗せる色紙。天地四方を拝して災を払い、一年の繁栄を祈願します。
喜ぶ(よろコブ)、子生(コブ)という意味や、昔の名前で夷子布(えびすめ)と呼ばれていたことから七福神の恵比寿にかけて福が授かるという意味があります。
元々柿は長寿で縁起の良い木です。幸せをカキ集めるという語呂合わせの意味もあります。串に刺す数は「外はニコニコ仲むつまじく」で外側に2個、内側に6個です。
鏡餅の処分方法
鏡餅は手や木槌で割って食べるのが良いとされています。刃物を使うと「切腹」が連想され縁起が良くないからです。
食べ方ですが、飾っておく間に乾燥し硬くなっているため焼いて食べるには向いていません。柔らかく煮て食べるのがおすすめです。
煮る場合はぜんざいや雑煮にしたり、また茹でてきな粉で食べたりするのが良いようです。耐熱の容器に水を入れて餅をその中に入れ、レンジでチンするという手段もあります。
他にも揚げて食べるという方法があります。小さくした鏡餅を油で揚げたあと、砂糖醤油や塩で味付けしておかきのようにして食べるのも良いでしょう。