おせち料理の黒豆の意味と由来は?
おせち料理はお正月の楽しみの一つですね。色々なおかずがありますが、それぞれにちゃんと意味があるんですよ。
今回はおせち料理の中でも黒豆に注目してみました。
おせち料理の黒豆の意味
「一年中、マメに働く」という語呂合わせが一番有名なのではないでしょうか。しかし、おせち料理の黒豆はこの意味だけではありません。
「マメ」という言葉は元々、丈夫や健康を意味していました。一年間健康で暮らせますようにと願いを込めて食べるものだったのです。日焼けをするほど達者に働けますように、という黒豆の色に込めた願いもあります。
さらに、黒は道教において魔除けの色とされていますので、邪気を払う意味合いもあります。
おせち料理の黒豆の由来
おせち料理は日頃忙しいお母さんやおばあちゃんがお正月に料理をせず、のんびりと過ごせるように保存食として作られていました。
そこに入れるものとしては、まず「腐りにくい」ことが条件としてあったのではないでしょうか。黒豆は腐りにくく、日持ちのする食材であったことがおせち料理として選ばれるに至った理由でしょう。
また黒という縁起の良い色であったことが、腐りにくい豆の中でも黒豆が選ばれた理由となっているようです。
おせち料理の黒豆はどのくらい日持ちする?
おせち料理は元々日持ちがするように作るものですが、どのくらいまで大丈夫なのでしょうか?
黒豆に関して言えば、保存方法がちゃんとしていれば10日くらいは大丈夫です。毎日重箱から出して加熱し、暖房の効いていない部屋で保存します。
他のおせち料理に関しても加熱できるものは加熱して暖房の効いていない部屋に、加熱しない方がよいものは冷蔵庫で保存すると日持ちするようです。
おせち料理の黒豆をリメイクしたい!
おせち料理、いくらおいしくても毎日は飽きてしまいますよね。黒豆のリメイク方法を下にまとめておきました。
- 蒸しパンやパウンドケーキの具にする
- コロッケに入れる
- バニラアイスにトッピングする
- かぼちゃといっしょに甘く煮つける
- 牛乳や豆乳で黒豆ドリンクにする
- さつまいも等ときんとんにする
- 卵焼きに入れる
- サラダに入れる
- ういろうにする