インフルエンザa型にイナビルは効果ある? 副作用など大丈夫?
毎年冬になると気温が低く空気がカラカラに乾燥し、インフルエンザが一気に流行します。
インフルエンザに効く薬の一つに イナビルというのがあります。
でもイナビルってどんな薬?副作用の心配は?いろいろと調べてみました。
インフルエンザ感染症の処方薬として他にはタミフルやリレンザというのがあります。
それぞれの薬の違いは、こちらの記事に詳しく書かれていますので参考にどうぞ。
⇒タミフルとリレンザの違いはなに?効果や値段違うの?
インフルエンザA型に効くイナビルってどんな薬?
インフルエンザA型またはB型ウィルスに効く吸入タイプの特効薬です。
2010年に厚労省から認可認可された国内4番目の比較的新しい処方薬です。
一度の吸入で治療効果があるといわれています。
最初の1回のみの吸入なので、飲み忘れを防ぎます。
イナビルの使用法 容量
成人と10歳以上の小児 40㎎(20㎎×2本)1回吸入
10歳未満 20㎎ 1回吸入
小さな子にも使えるのが良いですね。5歳以上の症例では十分に吸入可能としています。自分で吸い込む力があれば使用可能です。
他の記事もよく見られています。
⇒記事一覧はこちら!
妊婦や授乳中のママでも使用できる?
授乳中のママでもイナビル使用は安全という確認がされています。
ハッキリとは分かっていませんが、妊娠中でも危険性は低いと考えられています。
しかし、未知の部分でもありますので心配な方は医師に相談して適切な処方をしてもらうことをオススメします。
副作用の問題は?
副作用はほとんどないと言われています。
まれに吐き気があるという人がいますが、
治験の段階で抗生物質では時々ある胃腸障害の下痢などが報告されています。
また、タミフルと同様に小児の服用に関して異常行動が完全に否定されたわけではありません。なのでイナビル使用後2日間程度は保護者が気を付けて見守るようにしてください。
吸入型の薬なので、気管支炎や気管支ぜんそくのある人は、念のため発作に注意して使用してください。
イナビルの値段
成人用40㎎で 薬価4161円です。
ちなみにタミフルは保険適用で930円、リレンザは保険適用で1011円です。
イナビルは他のインフルエンザ処方薬よりも高いようです。
イナビルは効果ある?まとめ
- ★イナビルは吸入薬で1回吸入すれば効果を発揮します。
★1回の吸入なので、飲み忘れを防ぐことができます。
★特に、熱が劇的に下がったという報告が多いです。
★しかし、平熱に戻ったからといってすぐ日常の行動に戻るのはよくありません。インフルエンザにかかったら5日間は安静にしていましょう。