七五三帯揚げの可愛い結び方! しごきの色の組み合わせ!
小さいお子さんをお持ちの親御さんにとって、七五三はお子さんの成長を再確認する機会であると同時に「私の子供はこんなにも可愛んだぞ!」と、アピールする機会でもあるでしょう。
画像引用:cook!ecook!enuts
女の子のお母さんは、お子さんの振袖をどうしようか考えているでしょうけど、振袖そのもののデザインはもちろん重要ですが、実は隠れコーディネイトとして帯揚げやしごきの色の組み合わせも注目されるポイントなのです。
画像引用:スタジオアリス
ここでは振袖の帯を彩る帯揚げとしごき(志古貴と書きますが、ここでは平仮名で明記します)の結び方や色の組み合わせについて解説します。
目次
そもそも帯揚げって何?
帯揚げは振袖などの着物を着つけるときに使う小道具の一つで、帯枕という振袖の背中を整える和装小物を包むためのものです。
小道具なのに注目されるのは補助的役割ですが色遣いが重要視されるからです。帯揚げをどう見せるかによって、着物の雰囲気は大きく変わります。
画像引用:晴れ着の丸昌ネットショップ
帯揚げをどう見せるか…よりも先に結び方が分からないといけませんね。次に基本的な帯の結び方のやり方を見ていきましょう。
七五三の帯締めの結び方はコチラの記事が参考になります。
かわいい帯の結び方
ここからは帯の結び方を解説していきます。でも、振袖を着るのは幼い子供です。締めすぎたりして苦しい思いをさせないようにしましょう。
肌襦袢(長襦袢の下に着せる和装)を着せる
まず最初に足袋・裾避け・肌襦袢を着せます。帯を締める位置はタオルなどで補正しておきます
画像引用:晴れ着の丸昌ネットショップ
長襦袢を着せ腰ひもを整える
長襦袢を着せ、腰紐を締めます。裾上げと肩上げもこの時にやっておきます。腰ひもは蝶結びで。
画像引用:七歳 女児の着付け方
着物を着せて、おはしょりを返す
いよいよ着物を着せます。その際に着物の丈より長い部分をたくし上げることを「おはしょりを返す」と言います。やることによって着物の胴のしわを隠し腰の形を整えられます。
画像引用:七五三着付け七歳着物編
今は体に合わせた長さの着物が基本ですが、この返したおはしょりをしめていたのが「しごき」です。
胸紐を締める
全体のバランスを見ながら胸紐を締めます。その上に帯揚げを締めます
画像引用:着物着付け特集
帯本体の結び方については動画を載せておきます。
まだまだ子供ですから着付けの間をじっとしてられないお転婆さんもいることでしょう。
ぶっつけ本番ではなく何回か練習をしておくと、当日焦らないで済みますよ。
何回かやればお子さんも慣れて、すんなり着付けられてくれるでしょう。
今はただの飾りだけど、彩り豊かなしごき
帯を着付けたら帯揚げの色に合わせて、しごきを付けましょう。
しごきとは昔は外出の際に裾をたくし上げるときに使うアイテムでしたが、今は形骸化して、帯の下に巻く飾りの一つになってます。
画像引用:【楽天市場】「和なでしこ」
形骸化してるだけあって、使うことのできる場は限られてます。
七五三と結婚式の和装のみです。めったにない機会ですからぜひ使っておきましょう。
七五三の帯締めの結び方はコチラの記事が参考になります
帯揚げとしごきのオススメの色の合わせ方
和装小物の色使いはかなり悩むものです。一番言われたくないのが「悪くないけど…なんか変」ではないでしょうか?
「古臭い」ならまだしも「なんか変」って…自分のセンスを完全否定された感じになりますよね?
ここでは定番の色使いを紹介しますので、それだけは言われないようなコーディネイトをしましょう。
同系色で合わせる
一番無難な合わせ方が着物の柄の中っから一色選んで揃えるということです.
ポイントは合わせ過ぎないことです。100%合わせるのではなくて帯揚げは違う色(できれば中間色)がいいでしょう。
画像引用:キモノガール
子の画像では帯揚げだけ紫になってますよね?これがいいアクセントになってます。
反対の色で合わせる
反対の色で合わせるというのも一つの手です。スマートな印象を与えることができますよ。
こちらも完全に反対にすることはないように注意しましょう。
画像:きものラブログ365
こちらの画像では赤系の着物に対して白系の小物で統一されてますね。
いかがでしたか?3歳の子の七五三の場合、初めてだし3歳児は暴れまわるし大変だと思いますが、立派な着物を着せてあげて思い出に残る七五三にしてくださいね。
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