しゃっくりが止まらない原因は?止め方はコレ!!
人に会っているときや仕事中…しゃっくりが止まらないのは困りますね。しゃっくりの原因を知り、そこからしゃっくりの止め方を探ります。
しゃっくりはどうやって起きる?
しゃっくりは、横隔膜という胸の下の辺りにある筋肉が強直性けいれんを起こすことによって発生します。強直性けいれんとは、筋肉の異常な収縮が長く続いて筋肉がこわばった状態になるけいれんのこと。
何らかの刺激で横隔膜にけいれんにが起きることによって声帯が閉じ、「ヒック」という音が出るのがしゃっくりです。
しゃっくりの起きる原因
しゃっくりの原因についてまとめました。
- ・食べ過ぎ、飲み過ぎ
- ・刺激物や熱いものを飲み込む
- ・食べ物が喉に詰まる
- ・激しく笑う
- ・咳をする
- ・アルコールの摂取
- ・香辛料の過剰摂取
これらが直接、または間接的に横隔膜を刺激することになり、横隔膜がけいれんを起こします。
しゃっくりの止め方
「驚かせてもらう」「舌を引っ張る」…。しゃっくりの止め方については色々な方法があると言われていますが、何が一番効果的なのでしょうか。
基本的には放っておけばしゃっくりは自然と治るものですが、早く止めたい場合の方法をご紹介しましょう。しゃっくりは横隔膜のけいれんが原因ですから、横隔膜を動かす原因となる肺の動きを調節するのが最も直接的な方法です。
①深呼吸をするように、できるだけたくさん息を吸い込む
(しゃっくりが出なくなるくらいまで吸い込んでください)
②そのまま呼吸を止めます。
③出来るだけ長い時間息を止めておきます。
④息を吐くときは一気に吐き出してください。
肺をできるだけ膨らませ、肺のすぐ下にある横隔膜を抑え込むことでしゃっくりを止める方法です。これをしゃっくりが止まるまで繰り返しましょう。
赤ちゃんがよくしゃっくりするけど、大丈夫?
ミルクのあとなど新生児の赤ちゃんはよくしゃっくりをしますが、特に心配はありません。しゃっくりと共に吐くこともあるようですが、心配する必要はないようです。
赤ちゃんのしゃっくりを止めたい場合はミルクやぬるめのお湯を飲ませると良いようです。また、授乳後によくしゃっくりをする場合は途中でげっぷをさせるようにしてゆっくりと哺乳するのも効果的です。
また、しゃっくりをしている場合はおしっこが出ていること多いようなので、しゃっくりをし始めたらおむつのチェックをしてあげましょう。
しゃっくりが止まらないと死ぬって本当?
しゃっくりで死ぬ、ということはまずありませんのでご安心ください。ただ、しゃっくりが慢性化して頻繁に持続する場合は要注意です。
胃炎や食道炎、動脈硬化や中枢神経疾患、肺炎、脳腫瘍などが原因で出るしゃっくりもあります。あまり長く続く場合は、病院で検査をしてもらいましょう。