夏風邪による喉の痛みを早く治す方法! 下痢が止まらない時の対処法!
災害と言われるほど暑い日々が続く毎日ですが、皆さんは「夏バテかなぁ?」と感じてはいませんか?
体がだるかったり、お腹の調子が悪かったり、喉がイガイガしたり・・・もしかしたら、それは「夏風邪」かもしれません。
夏風邪はお腹に感染するウイルスと喉に感染するウイルスの2つが主です。
今回は特にお腹を壊したり、喉の痛みを引き起こす夏風邪について解説し対策を紹介します。
夏風邪は普通の風邪とは違う?
夏風邪は喉に感染するウイルスとお腹に感染するウイルスの2つがあります。
お腹に感染する夏風邪ウイルスは「エンテロウイルス」といい腹痛や下痢が主な症状です。
喉の夏風邪ウイルスは「アデノウイルス」といい喉の痛みや激しい咳を引き起こします。
これらのウイルスは低温乾燥を好む普通の風邪ウイルスとは違い高温多湿を好むために特に夏に流行りやすいのです。
だから「夏」風邪なんですね。
夏風邪の治し方
アデノウイルス(喉)の対策
喉風邪による喉の痛みの原因は喉でアデノウイルスが増殖することによって炎症を起こしてしまうことです。
・・・と、言うことは、ウイルスを増殖させずに徐々に減らしていけば痛みも減っていくということです。
まずは暑い夏ですが、刺激の強い炭酸飲料は控えましょう。
効果的な飲み物としては殺菌作用の強いハチミツ湯や
体の免疫力を上げてくれるショウガ湯が挙げられます。
水分補給はしっかりと!
薬用の喉スプレーによる殺菌もいいし、マスクを装着して外からのウイルスの侵入を防ぐのもおすすめです。
エンテロウイルス(お腹)の対策
腹痛や下痢の症状がでる症状のエンテロウイルスによる風邪の場合は喉ではなく腸でウイルスが増殖するためお腹が痛くなりウイルスを排出するために下痢になります
まず、むやみに市販の下剤を使用するのは止めましょう。ウイルスを排出するわけですから、家族に感染拡大の可能性が出てきます。
下痢があまりにもひどい場合は普段通っているかかりつけの医師の診断の元に下痢止めなどを処方してもらいましょう。
お腹の風邪は予防が第一です。
腸内環境がよい=善玉菌が多いということになります。
お腹に良い食べ物を積極的に食べて、場合によっては腸内環境を整えるサプリメントも有効です。
最後はやっぱり規則正しい生活!
ここまでは夏風邪についてお伝えしてきました。
ウイルス性での病気であるため基本的に特効薬のない夏風邪に
一番必要なのは「休養」です。
だいたい1~2週間ほど安静に休養をとることで改善されます。
ただ休むだけでなく、一番重要なのは「睡眠」です。しっかり睡眠をとり免疫状態を回復させることが大事です。
理想的な睡眠時間7~8時間と言われています。十分な睡眠は何よりも万病への対策になりますので夜更かしは程々にしましょう。仕事にも悪影響が出てしまいます。
これからも暑い日が続きます。体をいたわる生活を心がけていきましょう。でも、エアコンの温度の下げ過ぎには注意ですよ!お腹を冷やさないのも忘れずに!