気化式加湿器はカビ発生するの? 設置場所や対策!
乾燥が気になる季節になってきましたね。加湿器にも色々なタイプがあるのをご存知でしょうか?
今回は加湿器を使うという方や、これから加湿器を購入される方のために「気化式加湿器」のことを調べました。
気化式加湿器ってどういうもの?
気化式加湿器は、常温の水を蒸発させて加湿をする加湿器です。水を温めたりしないためエネルギーの使用量が少なく、電気代が安いことが特徴です。水を温めないので、加湿器から出る蒸気も冷風でお子様のいるご家庭でも安心です。
空気清浄器に組み込まれている加湿器もこのタイプのものが多く使われていますが、他のタイプの加湿器に比べると加湿力は少なめです。その分、つけっぱなしにしていても加湿しすぎるということはありません。
日本製のものは少なく、海外製品が多くデザインの良いものが多いのも特徴です。
気化式加湿器はカビが生える!?
気化式加湿器は、フィルターがスポンジ状になっています。フィルターが湿っているので、この部分を通すことにより若干の空気清浄効果があります。
しかし、このフィルターの部分にカビが発生することがあります。もしカビが発生してしまうと、カビの胞子が吹き出されることになってしまいます。
気化式加湿器でのカビ対策
カビを防ぐためには、普段のお手入れが重要です。長期間放っておくとカビが生えやすくなりますので、こまめに掃除をする必要があります。給水タンクの水は毎日交換し、清潔な水を使うようにしてください。
フィルターも定期的に交換する必要があります。取扱説明書に書いてある交換時期を目安に交換しましょう。
また、カビが生えにくいようなディスク式というフィルターのものや、ハイジェン液というフィルターの汚れを防ぐ薬品を使う方法もあります。
気化式加湿器の設置場所
- 出入り口の付近や換気扇の傍は避ける
- 70~100cmの高さに置く
- 温かい部屋に置く
- 暖房器具の傍に置く
気化式に限ったことではありませんが、出入り口付近や換気扇の傍に置くとせっかくの湿度が逃げてしまいます。
気化式加湿器は温度が高いほど水が蒸発し加湿効果が出ます。床に置くと部屋の温度よりも低い状態になってしまうため、台の上に置く方がよいでしょう。
気化式加湿器は温度が低いと水が蒸発しにくく、加湿効果を発揮することができません。リビングなど暖房の効いた部屋に設置するのが効果的です。
温度が高くなって気化式加湿器の加湿力が上がり、また暖房器具から出る乾燥した空気に湿度をプラスして部屋に暖かい空気を送ることができます。