クリスマスのポインセチアの意味や由来は? 花言葉!
クリスマスシーズン、ポインセチアが街の至る所に飾られて華やいだ雰囲気を演出してくれます。しかし、一体なぜポインセチアなのでしょうか?
ポインセチアの花言葉
ポインセチアには「私の心は燃えている」「祝福する」「聖なる願い」「清純」といったようなクリスマスにぴったりの花言葉があります。
フジテレビのドラマ「結婚しない」では「あなたの幸せを祈る」という花言葉が紹介されていましたが、これは正式なものではないようです。
なぜクリスマスにポインセチアなの?
クリスマスにポインセチアを飾る習慣は欧米でスタートしました。欧米ではクリスマスにキリストの血の色である赤色のものを飾る習慣があり、そこで赤色のポインセチアが用いられるようになりました。
また緑色は「農作物の生長」を花の中にある黄色は「鈴の金色」を表しているという意味合いから、クリスマスにポインセチアを飾るようになったと言われています。
日本でいうところの「縁起物」といったような理由でクリスマスにポインセチアを飾る習慣ができたようです。
ポインセチアの名前の由来は?
ポインセチアの名前の由来は19世紀のメキシコにまで遡ります。その当時、米国駐メキシコ大使であったJ・R・ポインセットさんがメキシコに自生するポインセチアを発見したのが最初でした。
それがアメリカに持ち帰られ、園芸用に改良された際にポインセットさんの功績を称え「ポインセチア」という名前を付けたそうです。
クリスマス後、ポインセチアはどうする?
クリスマスのときにポインセチアを買ったはいいものの、クリスマスが終わるとどうするか悩みますね。ポインセチアは大事に育ててあげると次の年のクリスマスにも使うことができます。
下にポインセチアの育て方のコツをまとめておきました。
- 冬の間は室内で育てる
- 日当たりの良い場所に置く
- 短日処理をする
- 4月~10月はたっぷり、それ以外は乾き過ぎない程度に水やりをする
- 4月中旬に植え替えをする
ポインセチアはメキシコ原産の寒さに弱い植物です。クリスマス後も家の中で育ててあげるようにしましょう。暖房が直接当たらず、窓辺など温度が下がりやすい場所を避けて置くようにします。
ポインセチアは日光を好む植物です。日当たりが悪いと下葉が全て落ちてしまうので注意しましょう。
短日処理とは日の当たる時間が12時間以下になるようにすることです。9月以降にこの処理をしておくと、花を咲かせてくれます。夜も電気が当たらないよう部屋の中に入れるときは覆いをしてあげるようにしてください。
寒くなると生育が鈍るため、土の表面が乾いてから数日間あけて水やりをするようにします。
売られている鉢は小さめなものが多いので、生育がさかんになる四月ごろに大き目の鉢に植え替えをしてあげましょう。