タミフルとリレンザの違いは何?効果や値段違うの?
インフルエンザが心配な季節になってきましたね。
もしインフルエンザになってしまったときどんな薬を選べば良いのか、どんな薬が安全なのか…
今回はタミフルとリレンザの違いや値段、効果について調べてみました。
赤ちゃんのいるご家庭向けに新生児のインフルエンザの情報もこちらにまとめています。
⇒新生児のインフルエンザ、感染や潜伏期間?
タミフルとリレンザの効果の違い
まずはタミフルとリレンザの効果について違いをまとめました。
タミフルはA型、B型のインフルエンザに効果があります。
タミフルにはウイルスが増殖するための酵素を阻害して、ウイルスの増殖を抑える効果があります。
リレンザもタミフルと同じく、A型、B型のインフルエンザに効果があります。
リレンザはウイルスの増えやすい気道に直接働きかけることで、ウイルスの増殖を抑える効果があります。
タミフルもリレンザもウイルスを殺す効果はないため、発症後48時間以内に服用しないと効果を発揮することができません。
タミフルとリレンザの値段の違い
タミフルとリレンザの値段ですが、タミフルの方が少しリレンザよりも安く手に入れることができます。
タミフルは310点(保険適用で930円)、リレンザは337点(保険適用で1011円)ということで100円くらいしか値段は変わりません。
通販で手に入れると安く買えるという情報もありますが、タミフルもリレンザも医薬品なので医師や薬剤師に正しく処方してもらうようにしましょう。
イナビルの効果や値段は?
インフルエンザの薬としてタミフルとリレンザのほかにイナビルという薬もあります。
イナビルもタミフルやリレンザと同じくA型、B型のインフルエンザに効果がある薬です。
イナビルの値段は保険適用で1500円くらいが普通になります。
タミフルやリレンザと比べて少し割高ですが、一階の処方で済むことから手間がかからないのが長所です。
イナビルはリレンザと同じく吸入薬ですが、リレンザよりも使う回数が少なく手間が少ないのが良いところです。
ただしイナビルは2010年に承認されたばかりで副作用や効果については未知の部分が多くあります。
妊婦や授乳婦での安全性もまだ確認されていないため、心配な方はタミフルやリレンザにしておく方が良いでしょう。
タミフルとリレンザの違いまとめ
- 薬の効果
- 薬の値段
- 薬の使い方
- 使用可能な年齢
- 副作用の違い
タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑える働き、リレンザはウイルスが広がらないようにする働きがあります。
タミフルの方がリレンザよりも100円ほど安い
タミフルは内服薬ですが、リレンザは吸入薬なので「ディスクヘラー」という専用の吸入器が必要になります。
タミフルは異常行動が起きることがあるため原則的に10代への使用は禁止されていますが、リレンザは特に年齢制限はありません。
タミフルは腹痛や下痢などの消化器症状、リレンザは呼吸器系の症状を誘発・悪化させることがあります。
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